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2001年に設立されたリトルターン・プロジェクトは2011年に10周年を迎えています。
10周年を記念してこれまでの活動をまとめた本を作成しました。

リトルターン・プロジェクト 10年の歩み

Little Tern Project 10th Anniversary

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10周年記念誌
「リトルターン・プロジェクト 10年の歩み」(80P豪華本)
表紙画 堀越保二画伯「海市」
頒価1,000円
記念誌売上金はコアジサシ保護の為に全額使われます!!

内容

  • コアジサシについて
  • 営巣地写真コレクション
  • お祝いのメッセージ
  • 寄稿文集
  • 年表
  • 研究成果
  • など

サンプル

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リトルターン・プロジェクト 10周年記念報告会

 2011年12月3日に毎年恒例の報告会が行われました(当日の様子はこちら)。この年はLTPが発足して10周年という節目であるために、いつもの報告会と体裁を少し変えて10周年記念報告会という形で、これまでの活動を振り返りながら、いままでお世話になってきた方達へ感謝をする会の開催となりました。

 報告会の最初はは今年の活動報告です。この年は全部で44巣のコアジサシの巣が発見されたのですが、残念ながら孵化にいたった巣はなく、全てがカラスに捕食されてしまいました。その後の調査研究で、新たなカラス対策の取り組みも進みまして、営巣地の孵化率は上昇しつつあります。

 続いて、2011年から始まったコアジサシネットワークに関する紹介がなされました。。コアジサシネットワークとはインターネットを通じて日本各地のコアジサシの情報を共有するもので、NPO法人バードリサーチと日本鳥類保護連盟の協力のもと運用が始まりました。このシステムを用いることで、各地にどれだけのコアジサシがいるかを把握するだけでなく、今後はコアジサシの保護に関する情報の共有なども行っていく予定です。

 会の後半には、LTPの顧問でもある、東京大学の樋口広芳先生と、芥川賞作家の加藤幸子先生による対談をしていただきながら、これまでの活動を振り返っていただきました。本来はここでLTP代表の増田さんとともに鼎談の形をとる予定でしたが、残念ながら高熱でダウンしたためにお二人だけの話となってしまいました。LTPは2001年に森ヶ崎水再生センター屋上でコアジサシの営巣が発見されたのを機に発足いたしました。お二人にはLTPに関わることになった当初の逸話話から、自然保護の現場に何が求められるかといった話まで、幅広く興味深い話を聞かせていただきました。LTPの今後に関しては、さらなる発展のために次世代を教育していくことの重要性を指摘してくださいました。

 一度休憩を挟んだのちに、第二部として、これまでお世話になった方たちへ感謝状の贈呈の場を設けさせていただきました。感謝状は、森ヶ崎水再生センターや東京都大田区の方達をはじめ、様々な形で協力をいただいた、全部で9名の方に贈呈をさせていただきました。贈呈の場では、赤坂英夫様と岩本久則様には暖かくユニークなスピーチをいただくことができ、和やかな会となりました。
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 また、報告会の終盤では、デコイ作成に協力をいただいている内山春雄先生からはバードカービングを贈呈していただきました。「デコイのいらなくなる日」と名づけられたバードカービングには、打ち捨てられたデコイの横で繁殖をするコアジサシの様子が描かれ、人の手を借りなくともコアジサシが無事に育っていく未来にむけられたメッセージを感じとることができました。LTPはそのような日が来ることを目指して、次の10年、20年と今後も頑張っていきたいと考えております。今後ともどうぞご支援をよろしくお願いいたします。